米田誠氏の「目標設定の仕方」について解説を書きました

back-calc-for-life

先日大阪で開催されたFXコミュニティ「コツコツ」の勉強会で、講師の米田誠氏がお話しした「目標設定の仕方<豊かな人生を送るために>」 を一般公開し、短い時間では話しきれなかった、米田氏の考え方をシェアしたいと思います。

一言でいえば「目標を達成するために、今何をすべきかを知ることが大切である」という考え方ですが、この考え方を突き詰めると「自分にとって最高の人生を送るためには、勝ちも負けも踏まえたうえで1ヵ月で何回トレードすればいいのか」というところまで掘り下げることができます。

それはつまり、勝ち負けにとらわれることもなく、取引回数も決まっているのでポジポジ病に悩まされないトレードができるということでもあります。

こちらが、米田氏が勉強会で話している様子を録画したものです。動画の中で月利の計算などが出てきますが、少し高度な計算なので「???」って人もいらっしゃることかと思います。

誰でも簡単に計算できるように計算機を作ったので、是非使ってみてください。計算機はこの記事の中に登場します。

非常に長い記事になりますが、身になる考え方や具体的な手段を惜しみなく公開しているので、必ず発見があるはずです。最後までお読みいただけたら嬉しく思います。

では、米田氏がこの動画の中でお話ししていることを詳しく追っていきましょう。しっかりと解説しているので動画を見られていない方でもお読みいただけます。

人生における目標

privare-jet

「自家用ジェットがほしい」と思う人は、非常に稀です。実際に誰かに「自家用ジェットって欲しいと思う?」と聞いてみればよくわかります。それが家族でも、職場の上司でも、今ちょうど目が合った電車の向かいの席に座っているおじさんでも、おそらく「別にいらない」という返事が返ってくることでしょう。

あなた自身もそうではありませんか?

「維持費がバカ高い」「旅行なら旅客機で行けばいい」「パイロット雇わなきゃいけない」「そんな金あったらもっとほかのことに使う」「事故が心配」など、様々な理由が考えられます。

でも、自家用ジェットってあったらあったで、めちゃくちゃ便利なはずですよね。搭乗時刻を気にすることも、空港のパニックに見舞われることも、テロに遭うこともなく、優雅にくつろぎながら世界中のあらゆる場所に行けるんですから。

事故に関して、フライト10万回あたり、民間定期便で0.4件、自家用ジェットで倍の0.8件と倍の発生率ではありますが、心配するレベルではありません(車で交通事故が起きる可能性のほうがよっぽど高いです)。あとは旅客機よりも揺れやすいといった劣る面もありますが、総合的に見たらやっぱり圧倒的に便利なはずなんです。合衆国大統領が使うほどですから。

そんな便利な自家用ジェットをほとんどの人が「いらない」と答えるのはなぜでしょうか? 自分に必要ないからでしょうか? 単純に自家用ジェットを買うお金がないからでしょうか? でも、「お金がありあまるほどあったらほしい?」って聞いてもやっぱりみんな「いらない」って答えるんですよね。

実際、自家用ジェットなんていらないんですよ。「本当はほしいけどいらないって答えてる」とかじゃなくて、本当にいらないと思っているんです。

自家用ジェットがいらない理由

超便利なはずの自家用ジェットを心の底からいらないと思うのには理由があります。それは人間誰しも、「自分では手に入れられないものに対して心理的に壁を作ってしまう」からです。自家用ジェットの便利さを考えたら、ないよりあったほうがいい(いらないということはない)はずなのに、あまりにも高くて絶対に手に入らないとなると、人は「いらない」と感じるのです。

自分では手の届かないものは、メリットよりもデメリットの方が大きく感じやすく、どういうわけか悪い印象すら持つようになります。

これは無意識な欲求不満を、無意識に解消する本能です。ほしいけど手に入らないと感じるより、そもそもいらないと感じた方が精神的に楽なわけです。つまり、生きていくために必要な本能なんですね。

でも、「手に入れるために努力する」という発想すら存在しなかったことになるわけですから、気づかないうちに自分の可能性を狭める本能ともいえます。それってものすごくもったいないですよね。

あなた自身が本当の意味で自家用ジェットが欲しいか、いらないかは別として、「本音では達成したいけど、諦めている目標」っていうのは意外とたくさんあると思います。

本気で夢を叶えるためにどれだけ努力してきた人も、いざ達成できなかったときは、夢を叶える努力をしないで傍観していた大勢から笑われるのが人の世ですから、成長の過程で理想を捨ててしまうのは仕方のないことです。

仕方ないからあきらめるのも、自分を守るための本能ですが、それをあきらめきれなかった人たちが夢を叶えます。

もし自分の可能性を最大限に広げ、豊かな人生を送りたいと思うなら、あなたの夢=目標を「近いうちに達成するけどまだできていないこと」をとして、目標を全てリストアップをしてみましょう。「○○○を買う」「○○○をする」などです。米田氏は120個くらいの目標をノートに書いているそうです。

わかりやすい大きな目標から書けば、次第に書き慣れて、たくさん出せるでしょう。無意識に壁を作ってしまう心理もありますから、リラックスして純粋に興味があるもの漠然と書けばいいんです。誰に見せるわけでもないので、恥ずかしがらず書きましょう。

この記事を読み進めながら、少しずつ書いてみてください。

目標を達成するために必要なものは3種類

money-time-talent

目標を達成するために必要なものは主に3種類に分けられます。それはお金、時間、それ以外の3種類です。

お金

「自家用ジェットが欲しい」「ハワイの高級ホテルに泊まりたい」「お世話になった人においしいものをごちそうしたい」などの目標を達成するにはお金が必要になります。

例えば、「自家用ジェットがほしい」という目標は、ジェット機代・維持費・パイロットの雇用費も含め、すべてお金が必要になり、逆に言えばお金さえあれば達成できる目標です。

あらゆる目標には、常にお金がかかります。

時間

「富士山に登りたい」「世界一周したい」などの目標を達成するには、時間が必要になります。

一度に世界一周するなら、各国1週間の滞在でも1年はかかるでしょう。その間は会社勤めすることも、富士山に登ることもできません。

人生の時間は有限ですから、お金だけでは解決できません。また、お金を稼ぐのにも時間が必要です。

それ以外

「名曲を作りたい」「名画を描きたい」「ノーベル賞を受賞したい」「アイドルと結婚したい」という目標は、お金では買えませんし、時間をかければ誰もが達成ができるわけではありません。

「明日から身長180㎝になりたい」「不老不死になりたい」という目標はそもそも達成するための方法があるかどうかもわかりません。

生まれつきの才能、つまりは運が必要になる場合もあるということです。

豊かな人生を送るために必要な金額を考える

money-mellow

目標をたくさん達成できたら人生の豊かさは向上します。書き出した目標を全部達成出来たら、胸を張って最高の人生だといえるはずです。

ただ、目標達成には常にお金がかかります。あなたの目標の中にも、絶対的にお金がかかるものがたくさんあるはずです。”無意識に壁を作ってしまう心理”を克服できればできるほど、お金が必要だと感じるはずです。

目標達成に必要な3種類の要素を書きましたが、米田氏は動画の中で、その中の「お金」という条件をクリアするための考え方を話しています。

まずは大体でいいので、リストアップした目標にかかるお金を足してみましょう。ちょっと多めに見積もるくらいがちょうどいいです。

きっと今の自分からは想像もできないような膨大な金額になったはずです。なってない人はよほど謙虚な人か、書き出すのにまだ抵抗がある人です。

しかし、必要なお金はそれだけでは足りません。

目標達成以外の面でも必要になるお金がある

目標達成にかかるお金以外にも必要なお金がはたくさんあります。それは、家賃、食費、水道・光熱費、通信料、交通費、医療費、任意保険料などの生活費です。

老後は別と考えて、今あなたに毎月かかってる生活費を、あなたが65歳になるまでの年数x12したら、必要な生活費全体が求められるでしょう。今が25歳で、毎月20万円かかってたら、20万円×12ヶ月分×(65-25)年分で9,600万円です。

子供を育てるには養育費もかかります。一般的に子供一人当たり、大学まで行かせると2,000万円、医学部など高度な教育機関に通わせたら3,000万円かかるといわれています。

老後に夫婦で必要な額は8,000万円

定年退職した夫婦2人が、豊かな老後の生活をおくり平均寿命を全うするまでにかかる費用は8,000万円といわれています。「そんなにかかるの?」って感じですが、年を取ればとるほど医療費もかさみますし、ここでいう平均寿命とは、男性で84歳、女性89歳となります。(よく聞く平均寿命は0歳からの平均寿命なので、65歳前に亡くなった方の寿命も計算されています)

とても年金だけでは足らないことは容易に予想できると思います。ただでさえ支給額は減り、支給開始年齢は先延ばしにされているのですから。最悪の場合、日本の経済が崩壊して受け取れなくなる可能性もあるので、「老後の資金は年金が頼り」というのは少し危険な考え方ともいえます。

この数千万円のお金が用意できない人は、わが子に頭を下げて送ってもらう仕送りと、もらえるかもわからないわずかな年金が頼りとなる、身も心も貧しい老後を送ることになります。ちょっとキツ言い方にはなってしまいましたが、十分にあり得る、残酷で悲しい現実です。

 

さて、これらの目標達成にかかるお金や、生活費、老後の資金等の必要な費用をすべて足してみてください。それが、あなたの人生で必要なお金=目標資金です。

と、言いたいところですが……。

ここで忘れてはいけないのが「税金」の存在です。

目標資金は税金を納める前提のお金でなくてはいけない

国内FXの場合はどんなに稼いでも一律20%(復興特別)の税金がかかります。100万円稼いだら、20万円納税する必要があります。

見積もった目標資金に1.25倍かけると、納税完了後の残りの収入がちょうど目標資金になるような金額を求めることができます。

また、海外FXは雑所得扱いとなり、最大(FXとその他の雑所得を合算した年収が1800万円以上)で50%の税金がかかります。その年の年収によって税率が変わったり、他の雑取得とも併せて考えるので一概には言えませんが、目標資金が1億円以上ならば1.8倍ほどの金額を新たな目標資金としましょう。

海外FXでは高いレバレッジで取引ができるので、短期間で大きな利益を出すことも可能です。あるいは、国内FXと変わらない税率となるFX年収330万円までは海外でスタートダッシュをし、以降は国内で運用するということもできます。

お金を稼ぐ以上納税は避けて通れないので、しっかりと税金を加味した金額を目標にすることが大切です。

 

さてあなたにとっての最高の人生を送るには、本当にたくさんのお金が必要ことがお分かりいただけたと思います。

そして大切なのは、「目標資金を稼ぐことにどれだけの時間をかけるべきか」です。

目標資金を稼ぐのに必要な期間を考える

time-for-money

目標資金を達成するのは若ければ若いほどいいです。これは単純な話ですね。

おじいちゃんおばあちゃんになったときお金がたくさんあっても、身体も痛いし体力もないので若い人ほど全身を使って楽しむことはできません。だったら、若いときにしっかり楽しみ、中年でも楽しみ、老後は孫に楽しませてあげられた方がいいですよね。

別の理由もあります。それは、あなたが設定した膨大な目標資金を稼ぐために「複利」の力が必要不可欠だからです。

複利についてはのちほど解説しますが、目標資金到達前にお金をたくさん使ってしまえばしまうほど、複利の力が弱くなります。

目標資金を達成するまではなるべくお金を使いたくないわけです。つまり、若いうちに目標資金を達成しないと、いつまでたってもお金が使えないということを意味します。

FXと複利の力を使えば、わずかな元金を増幅し、短くて5年、長くても10年という期間で目標資金に到達することも不可能ではありません。

そして米田氏は、それを実現させるための方法を、目標資金と期間から逆算することで具体的に導き出しています。

目標資金を、いつまでに達成させたいか。あなたの中でイメージ出来たら、次に読み進めてください。

目標資金と目標期間から、毎月の月利を逆算する

monthly-interest

目標資金と目標期間が設定出来きました。逆算をするために必要な数値がもう一つあります。それは初期資金です。

初期資産は、FX口座に入れる(=トレードに使う)お金のことです。いくらからスタートさせるか、ということになります。

米田氏が講師を務めるFXコミュニティ「コツコツ」では、この初期資金を6万円としています。これはFXを始めて間もない人が大きな損失をださないためです。

FXは資金が多ければ多いほど、ハイリターンになり、ハイリスクになります。しかしFXで6万円を10万円増やせるひとなら、全く同じ手法を使えば理論上、600万円を1,000万円にすることができます。逆に6万円を1万円に減らしてしまう人は、600万円を100万円に減らしてしまうことになります。

トレード経験を詰み、勝てるトレーダーになるまでは、少額の取引で回した方が負けたときの損失と精神的負担を軽減できます。

理論上と書いたのは、トレードの額面が増えると精神的な負担が増え、全く同じ手法を使っているつもりでも、ブレが生じてしまうからです。それを可能にする精神面の強化もしなければなりませんね。

コツコツでは6万円を10万円にできて初めて資金の追加が認められます。資金が追加された口座残高を、あらたな初期資金とすることができます。

追加する資金は人それぞれですが、最大でも、自分の全財産の10%以下にするというのが目安として考えられるでしょう。FXは常にリスクと隣り合わせです。投資をするときには、仮になくなってしまっても、人生が終了してしまう危険が絶対にないような金額に設定する必要があります。

複利について

では、どうやったら少ない初期資産を目標資産まで増やすことができるのか。その答えとなるのが、複利です。

普通の労働は時給という考え方で給料が支払われます。どんなに働いても、時間を使った分しか稼げません。

しかし投資の場合は、元手が多ければ多いほど、多くのお金を手に入れることができます。

投資によって増やしたお金と元手を合わせて再投資することで、さらに多くのお金を手に入れることができるのです。

これを繰り返すことにより、時間に対する収入というのは加速的に増えていきます。これが複利の力です。

複利がどれほど強力な力か、この記事を通して体感できるでしょう。

複利を理解している人でも、FXにこの複利をどう持ち込むか、この後でてくる資金率という言葉の意味を理解ために、一度次の記事に軽く目を通して下さい。

月利計算機

上記の記事を読み終えて、複利、資金率という考え方と、その使い方を理解出来たら、今度は目標とすべき月利を求めてみましょう。

月利にも複利の力を発生させ、資金を増大させます。毎月どれだけの月利を達成できれば、目標期間で目標資金を達成できるのでしょうか?

米田氏は動画の中で、累乗根の計算を使って割り出しています。高校数学を受けてない文系の人、忘れてしまった人のために、超簡単に求められるように月利計算式を作りました。

さらに動画では触れていない、より複雑な漸化式を使って求める目標月収から月利を逆算できる機能も追加しました。その計算機がこちらです。

目標資金 目標月収
目標資金
初期資金:万円
目標期間:
月利計算!

計算機は2通りの使い方ができます。

目標資金から逆算する

ここまで読み進める過程で導き出したあなたの目標資金から逆算する方法です。もちろん漠然と「○○○円欲しい!」っていうのでもいいです。

計算機上部のボタンで「目標資金」の方を選択して、あとは入力欄を埋めて「月利計算!」をクリックします。

目標月収から逆算する

やりたいことがまだ具体的でなく、目標資金を見積もれていない方でも、「毎月これぐらい稼ぎたいなー」というイメージはできるはずです。その月収を目標とした、目標月収から逆算することもできます。

計算機上部のボタンで「目標月収」の方を選択して、あとは入力欄を埋めて「月利計算!」をクリックします。目標月収欄には、「○年後の月収」を入力します。

 

計算によって得られた月利が、あなたが目標資金を達成するための目標月利(%)です。

ではどうすれば目標月利を達成し、維持できるのか


ここからは動画の中で例に出している目標資金5,000万円、初期資金5万円、目標期間5年として、計算していきます。

あくまでも例ですから、5,000万という数字と自分の目標金額を比べて「うわっ…私の目標金額、高すぎ…?」なんて考える必要はありませんよ。何億に設定しても問題ありません。ちなみに米田氏は1,000億といっています。

ちなみにこの設定での計算結果は月利12.2%となります。月利12.2%は「毎月1ヵ月間の利益額を、その月初めの資金の12.2%にする」という意味になります。

つまり、最初の月は5万円を56,100円にするということです。次の月は56,100円の12.2%を加えた62,644円。増やさなきゃいけない金額はどんどん増ますが、トレードのやり方もトレードの回数も、全く変わりません。同じ資金率で、トレードを続けて目標の月利を維持できればいいんです。

もちろん、これってかなり難しいです。でもこの利率を繰り返せば、5年で5万円が5,000万円。つまりは元金が1,000倍になるということです。これは初期資金の金額と比例します。初期資金が10万円なら、1億円。100万円なら、10億円になるということです。

目標月利は達成できる

年金積立金管理運用独立行政法人年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) image by http://sayuflatmound.com/

月利12.2%がいかに難しい数値か、投資の知識がある方ならよくわかると思います。実際、日本のGPIFという機関(去年5兆円ほどの損を出して話題になりました)が年金を増やすために運用している資産も絶好調なときでも年利で12.27%、マイナスもちょこちょこだし、平均収益は年利で2.7%でほどです。年利2.7%を月利で考えると、月利0.225%という数値になるわけです。

「お国のエリートでそんな戦績? じゃあ自分になんて絶対無理でしょ……?」と思いがちですが、答えはNOです。

GPIFは134兆円(平成27年度末時点)もの資金を運用しています。GPIFが資金率2%の取引をしてしまった日には、その取引量が莫大過ぎて、世界経済にまで影響することでしょう。ですから普通のトレードとは違うトレードの仕方で細かく投資先を作らなければならず、結果世界の景気の影響を受けやすくなります。

また、国民の年金を運用しているので責任が個人の比ではありませんから、とにかく慎重にあらゆる分析をしながらトレードせざるを得ません。

つまり、トレード自体が個人のそれとは比べ物にならないほど難しいんです。

しかし、GPIFの場合は初期資金が何十兆円もあるため、目標月利がそもそも低いんですよね。試しにさっきの月利計算機で、目標資金をそのままに、初期資金を数千万にしてみれば、目標月利がガクンと下がるのがお分かりいただけると思います。

実際にGPIFはここ5年間(平成23年~27年)で、34兆円の利益をあげています。この数字は、あなたの目標金額の1000倍以上になるのではないでしょうか。

ファンド(投資信託)にお金預けてを運用もらう投資スタイルの利率も、月利換算するとかなり低い数値になりますが、結構な手数料を持っていかれていますし、ファンドも人のお金を運営しているので、やはりリスクが限りなく低い運用を行います。

個人で行うFXは取引量も小さく、少額のスプレッドで行い、ある程度リスクを許したトレード(もちろんリスクは低ければ低いほどいいです)を続けられるので、一時的に(数年程度)高い月利を出し続けることは可能です。

そしてそれを可能にするのが資金率の考え方を使ったトレードです。

月利を達成するためのトレード回数を考える

さっき算出したあなたの目標月利と、資金率の考え方を組み合わせると、次は「1ヵ月あたり何回トレードすればいいのか」という具体的なところまで逆算することができます。計算式はそれなりに複雑で混乱させてしまうので省略し、考え方だけ書いていきますね。

複利の力をFXで使うための通貨数計算機を作りました」の計算機を使って、1回のトレードで資金の2%の損益が出る(資金率2%)ように設定したとします。資金が10万円だったら、勝ったとき10万2千円、負けたとき9万8千円になるトレードです。

目標月利12.2%とすると、それを達成するには1ヶ月に約6回勝ちこす必要があります。(資金率2%のトレードで一度も負けずに6回勝ったとすると月利は約12.6%になります。負け数が増えるほど、勝ち越した時の利益は目減りします)

6回勝ち越すためには勝率70%のトレードであれば、16回トレードを行えばいいんです。(動画で米田氏は18回と言い間違えてますがホワイトボードではちゃんと16回と導いてますね)

勝率70%で16回取引を行うと、勝ちは11回、負けは5回になります。勝ち数が6回が多いので、勝ち越し数6回となります。

土日はマーケットが閉じるので、FXでトレードできるのは平日のみ。平日は1ヵ月に21日ほどあるので、16回のトレードを行うには、平日5日間に4回ほど、つまり1週間4回ほどエントリーできれば目標月利を達成できることになります。

以上の計算で、1週間に4回のエントリーを5年間続ければ、初期資金を1,000倍にすることが可能という結論になります。

どうでしょうか? 5万円を5年間で1,000倍の5,000万円にする道のりが一気に現実的に感じられますよね。継続は力なりです。

では計算機を使ってあなたの目標月利を達成するためのトレード数を計算してみましょう!

トレード回数計算機

資金率:%
勝率:%
目標月利:月利計算機で目標となる月利を求めてください!
トレード回数計算!

毎回トレードの「資金率」と、あなたのトレードの「勝率」(目標とする勝率でもいいです)を入力してください。上の月利計算機で月利を算出していたら、「目標月利」が自動入力されているはずです。

後は「トレード回数計算!」をクリックすれば、月利を達成するために1ヵ月間に必要なトレード回数がでます。

勝率さえ維持できれば、その回数トレードをこなすことにより、目標月利が達成できます、それを続ければ、最終的な目標資金が、目標の期間で達成できるのです。

色々、計算機に入力する数値を替えてみるのもいいでしょう。小数も入力できるので、自分にあったトレード回数になるよう微調整することもできます。

例えば勝率を下げれば下げるほど、必要なトレード回数は多くなります。時間に余裕がある人であれば、勝率がそこまで高くなくても月利を達成できるということですね。

資金率を上げれば上げるほど、必要なトレード回数は少なくなりますが、破産の可能性が増します。米田氏が共同代表を務めるFXコミュニティ「コツコツ」で推奨されているのは2%です。

色々な数値を入力して得られた、必要なトレード回数とあなたのスケジュールと比較してみるのもいいでしょう。

必要なトレード回数が1ヵ月100回を超えていたら達成するのはかなり難しくなります。会社勤めの方で、エントリーポイントを厳選している人は毎日5回もエントリーできないでしょうし、たくさん取引して勝ち負けを繰り返すと、資金の伸びが悪くなります。

仕事が立て込んでトレードができない日もあるでしょう。そうなると毎日何回という考え方だとすこしプレッシャーを感じますし、日で割ると、割り切れず小数になってしまう場合がほとんどですから、「週5日間で何回トレードしよう」という考え方ならより実践的になると思います。

最も大切なのは継続すること。勝率はさほど重要ではない

marina-bay-sands

この記事の中には「目標」という言葉がたくさん出てきました。人生を豊かにする目標資金。それを手に入れたい目標期間。それを達成するための目標月利。そして、月利を達成するために必要な目標トレード回数です。

最も大きな目標を達成するために、その手前の目標、さらに手前の目標と階段を下っていけば、今自分が何をすべきなのかが見えて、目標への道筋が立てられます。これはFXに関係なく、すべての物事にいえることですね。

それと忘れてはいけないのが、ここまでお話しした目標達成への道筋はすべて理論上の話であるということです。

目標資金と逆算によってその道筋はかなり明確に、身近に感じられましたが、目標達成のためには確かなトレードスキル、リスク分散の考え方が必要不可欠になるという事実は変わりません。

実際には、トレーダー自身の精神的な要因や、相場の乱高下、大口取引によるFX業者のノミ行為など様々なリスクがあるので、常に高い月利を出し続けるのは本当に難しいことです。FXのトレード経験がある方なら身をもって感じていることでしょう。

また、高い勝率は必ずしも必要ではありません。例えば1回あたりのトレードで、勝った時の利益が資金の3%、負けたときの損失が2%になるように利確pips、損切pipsを設定したとすれば、勝率が50%を多少下回っても資金を増加させることはできるのです。

大切なのは勝率の数値ではなく、とにかく月利を維持し続けること。米田氏はそれを可能にするためのテクニカルやトレードスタイル、「目標設定の仕方」のような投資に対する考え方を常に検証、実施しています。

そして、確かな結果を得られたものであれば、FXコミュニティ「コツコツ」の会員へノウハウとして提供しています。エントリーポイントを見極めるスキル、インジケーター、リスクの分散方法などの実践的ノウハウです。もしコツコツに興味が湧いたなら、是非以下の記事も読んでみてください。

米田氏が動画内でお話ししていることは、「自分の人生を豊かにするために目標を設定し、それを達成するための道筋を明確にすることの大切さ」です。突き詰めればそれは「後悔のない人生を送るために、今自分が何をすべきかを考え、行動を起こすことの大切さ」なのです。