投資家の鑑! 賢人ウォーレン・バフェットの名言・格言まとめ

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こんにちは、FX SQUARE編集長の星野です。

皆さん、がっつりトレードしてますか?

それとも、のんびりまったりトレードしてますか?

今回は、タイトルにもある通り、伝説の投資家、ウォーレン・バフェットが残した名言をまとめ、簡単な解説を加えて紹介してみます。

投資家のみならず、世界中多くのビジネスパーソンやその他の人々から敬愛の念を抱かれるバフェット。

その琴線に触れる言葉の数々は、FXのトレードを行っていく上でもいろいろな気づきや学びを与えてくれるはずです。

名言聞いたから勝てる!ってわけではないですが、心の支えや、考え方の軸として。

バフェットの言葉は、彼の考え方や投資の手法と同じでとてもシンプルです。ぜひ、投資マインドの育成に役立ててみてください。

ウォーレン・バフェットってどんな人?

ウォーレン・バフェットの画像ウォーレン・バフェット image by flickr

そもそもウォーレン・バフェットを知らない人もいるかもしれないので、彼自身のことを簡単に紹介してみようと思います。

ウォーレン・エドワード・バフェット(英語:Warren Edward Buffett, 1930年8月30日 – )は、アメリカ合衆国の投資家、経営者、資産家、慈善活動家。世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同社の会長兼CEOを務める。

出典:wikipedia

投資の世界でその名を知らぬ人はいない、生ける伝説とも言える投資家ですね。

バフェットの純資産は2015年の時点で610億ドル(6兆円越え)にも及ぶと言われ、2016年3月時点の世界長者番付においては第3位。純粋な意味での投資家としては間違いなく世界一成功した人物です。

また、それだけの資産家でありながら、金融の中心であるウォール街から遠く離れた地元オマハを拠点に活動していることや、「自分の資産の85%(約374億ドル)を5つの慈善財団に寄付する」と明言していることなどから、敬愛の念を込めて「オハマの賢人」などとも呼ばれています。

投資とは関連性の低いビジネスマンにも彼を尊敬している人は多く、有名どころでは、Amazon創業者のジェフ・ベゾス、Google創業者のラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリン、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグが彼のファンであることを公言しています。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツとは、いくらか歳が近いこともあって互いを親友と呼び合う仲だとそうです。

バフェットが取り扱う金融商品は主に株式投資ですが、投資に対する考え方やマネーセンス、人生論は、株式投資以外の投資をやっている人や、投資というものをまったくしたことのない人からも高い評価を受けています。

バフェットの名言・格言

ではこれから、メインテーマであるバフェットの名言・格言を見て行きましょう。

この記事では20以上の言葉を以下のカテゴリに分け、簡単な解説を添えて紹介しています。

  1. ルール
  2. ブレないこと
  3. スタートアップ
  4. 責任を持つ・自分で考える
  5. その他

なお、解説などと言っていますが、独自の解釈になってしまっている部分も多数あると思います。「解説なんていらない」という方はバフェットの言葉だけ見て読み飛ばしてくださいね。

では、見ていきましょう。

1. 「ルール」

ウォーレン・バフェットのルールの画像 image by flickr

投資においてルールは絶対です。バフェットは投資の世界への新規参入者に向けて、ルールに関するさまざまな言葉を残しています。

「ルール その1:絶対に損をするな。ルール その2:絶対にルール1を忘れるな」

バフェットの名言を代表するものの1つですね。

一度、大きく負けて資産を減らしてしまうと、そこから元の水準に戻すのはとても難しくなります。負けを取り戻すために焦ったり無理をしたりしてしまえば、小さく済んだ損失をさらに広げることになります。

投資で成果を上げるために最も大切なのは「学ぶこと」でも「メンタルを鍛えること」でも「大きなチャンスを取り逃さないこと」でもありません。「取り返しのつかない大きな損失を出してマーケットから退場しないこと」です。

「小さなことで規律を破ると、大きなことでも破るようになる」

投資で稼ぐためにはルールを守ることが大事。一度掲げたルールを、場面場面でその時の自分の都合のいいように変えてしまっていては意味がありません。

たった一度の「ちょっとくらいいいや」という気持ちが命取り。一度「ちょっとくらいいいや」をやってしまった人は、その後何度も同じことを繰り返します。その過程でポジポジ病などの負の連鎖に陥ってしまえば、最初の段階ではきちんと守ることができた重大なルールまで破ってしまうことになり、大損してしまいます。

2. 「ブレないこと」

コーラを飲むバフェットの画像コーラを飲むバフェット 「コカ・コーラ飲料を飲むことで得られる幸福感は野菜の摂取増加による健康上の利益に勝る」 image by flickr

バフェットの言葉の中には、流行に流されやすい人を皮肉ったり、時に非難するようなものが見受けられます。バフェットが若いころから頑なに自分のスタイルを貫き、それで成功してきたことを考えれば、彼が流行に流されやすい人たちをどのように見ているかが何となく窺えますね。

「時代遅れになるような原則は原則じゃありません」

投資の世界ほど変動が激しい世界は、他にないかもしれません。

バフェットは、投資の世界で長きにわたって良い成績を上げ続けてきましたが、ごく短い期間で見ればもっと大きな稼ぎを出した人たちもいました。

たとえば1960年代にフレッド・カーが率いたエンタープライズ・ファンドがその例です。同社は当時流行していた急成長中の未公開株への大量投資を行い、バフェットが設立した会社を遥かに上回る実績を出していました。

バフェット自身も、カーのファンドのきらびやかな功績を見て、自分の手法に疑念を持ったことがあるといいます。しかしバフェットは自分のやり方を変えませんでした。それは彼が定めた原則に反する行為だったからです。

一時は「新時代のヒーロー」とも称されたカー。しかし2016年現在、優れた投資家の名前を聞かれたときに彼の名前を上げる人はいません。カーは間違いなく才能のある投資家でしたが、投資の世界の激しい変動で生き続けることはできませんでした。

カーのような才能ある投資家が次々と現れては没落していく中で、バフェットは流行に背を向け、頑なに自分が掲げた原則を貫き通し、今日の資産を作り上げました。

「私は68歳になった今も、19歳の時に本で読んだ考えを実践しています」

人の考えに合わせ自分の考えをころころと変えてしまうような人は、投資の世界ではなかなか成果を上げることはできません。

投資の手法、それに伴うルールはシンプルで普遍的なものが望ましいのです。

「風見鶏を見ているだけでは金持ちになれません」

風見鶏はくるくると風の吹く方向を向きます。この言葉には、刻々と変化するチャートに翻弄される投資家や、短い期間でしか相場を見られない専門家に対する皮肉が込められています。

「今日や明日、来月に株価が上がろうか下がろうか、私にはどうでもいいのです」

これをFXに落とし込むなら「明日のチャートがどうなっていようが、明日の損益がどうなっていようがどうでもいい」といったところでしょうか。

大切なのは、「近い未来の稼ぎではなく、5年後10年後に自分がどうなっているかということを考えながら取引せよ」ということですね。

3.「スタートアップ」

バフェットの書籍画像 image by flickr

投資をしたことがない人や、また初めて間もない人に響きそうな言葉をまとめてみました。とりあえず口座を持ってみたけれどまだ何もしてないという人にも、必見の名言録です。

「投資をする時は、一定のリスクを負わなければならない。未来はいつだって不確実だ」

リスクのないところにリターンなし。投資でお金を稼ごうと思ったら、ある程度のリスクを背負わなければいけません。これは株式投資、FX、先物、不動産、どんな金融商品を取り扱う場合でも同じです。

「自分から始めない限り成功はありえない」

これも、投資に限らず何においても言えることですね。何に関しても受動的でいる人は成功をつかみ取ることはできません。

受け身人が運よく成功をつかみ取ったとしても一過性であることが多いです。もし、運よく成功することができたとしても、その成功は運が尽きたところで失われてしまいます。

「少額でいいから、投資をしてください。本を読むだけではだめです」

まだ投資をしたことがない人に向けての言葉ですね。投資で失敗したくないからといってひたすら事前学習を行っても、実践では役に立たないことが多い。学習と実践を並行させていかなければあまり意味がない、ということですね。

私もFXを始める前は、本やウェブサイトでひたすら知識を詰め込んでいたのですが、実際にトレードをやってみると、負けに負け、ポジポジ病になり、多くの財を溶かしました。

「百聞は一見にしかず」をもじって「百見は一トレードにしかず」ではありませんが、私はこの経験を持って、学習の段階で考えていた様々なことが机上の空論に過ぎなかったということがよくわかりました。そして、「自分はしっかり勉強した」という自信(無駄な自信ですが)が打ち砕かれた分、ダメージを受けました。

FXについてひたすら勉強して知識を蓄えたトレード未経験者と、数回でもトレードを経験している初心者トレーダーのあいだには雲泥の差があります。

FXを勉強しているだけでやったことがないという人は、今すぐにでも、架空のお金を使ってトレードが体験できるデモトレードを始めてみるべきでしょう。

なかなか始める勇気が出ない時は?
1人で始めるのが怖いのであれば、誰かと一緒に始めてみるのも1つの手。仲間を作ってトレードをするということは、ただ勇気の底上げになるだけでなく、トレーダーとしての成長速度の向上し、メンタルがぶれた時に支え合うことができるのでオススメです。

「FXをしていることを誰にも知られたくない」「どうせなら稼いでいるトレーダーと一緒にやりたい」というのであれば、私たちFX SQUARE編集部メンバーも参加しているFXコミュニティ「コツコツ」に参加してみてはいかがでしょうか。

コツコツは全国1,300人以上の初級~上級トレーダーが参加する、”正しい投資家”を育成するためのコミュニティです。

仲間と交流しながらFXの勝ち方が学べる! 1,300人が所属するコミュニティ「コツコツ」とは?

「人は習慣で行動するので、正しい思考とふるまいを早いうちに習慣化させるべきだ」

投資を行う上で重要なのは、ルールを守ることやメンタルコントロールばかりではありません。考え方や取引スタイルも成功を収めるためにはかかせないものです。

初心者の段階から誤った考え方やスタイルが定着してしまうと、成功を収めるどころか、大きな失敗を招く原因になってしまいます。

4.「責任を持つ・自分で考える」

話すバフェットの画像 image by flickr

投資を始めたからには自分で考え行動する。失敗した時に他の人のせいにしない。とても大切なことです。何をするにも受け身な人や、自分の行動に責任を持てない人は投資には向いていません。

「失敗した場合でも、そのいきさつを説明出来るようにしていきたいと私は考えています」

バフェットは市場動向や他の投資家の意見につられて取引をしないことでも知られています。

「失敗した場合でも、そのいきさつを説明出来るようにしていきたいと私は考えています」

この言葉の後には、以下のような言葉が続きます。

「つまり、自分が完全に理解していることしかやりたくないということです」

バフェットは、何をやるにつけても自分がよく理解しているかどうかを重視します。自分が十分に考えて犯した失敗なら、人に左右された結果犯した失敗よりも早く踏ん切りをつけることができるからです

自分で何も考えず人の意見に左右されやすい人に限って、失敗を他人のせいにしてグチグチ言い続けます。投資に限らず、このような自分の行動や選択に責任を持たない人は何においても大成することはできません。

自分の行動の最終決定権は常に自分にあります。重要なポイントで間違った選択をしないためにも、自分が今何をしているのか、これから何をしようとしているのかをきちんと把握しておきましょう。人に聞かれた時にちゃんと説明できるようにしておきたいですね。

「独力で考えなかったら、投資では成功しない」

投資に限らず何においても、成功を収める人は自分で考え、決断し、努力し、その報酬として「成功」を得ています。そういったプロセスを抜きに得られる成功など存在しません。

株式投資であればきちんと出資先を見極めるスキル。FXや商品先物であればしっかりとした分析を行い根拠のあるトレードをできるだけのスキル。投資信託であれば、信頼できるファンドを選び、良い金融商品を購入するスキル。どんな分野においても、しっかりと自分の考えと技術をもって市場に臨まなければ、資金を増やすことはできないのです。

「お金を預けてくれるだけで年利30%保証しますよ(ニッコリ)」なんていう甘い話に乗り、考えることを放棄し人任せにしてしまえば、必ず後悔することになるでしょう。

「なぜ自分は現在の価格でこの会社を買収するのか」という題で一本の小論文を書けないようなら、100株を買うこともやめたほうがいいでしょう」

投資で勝つには、自分の頭で考えた確固たる理由が必要です。

会社の買収、となるとちょっと規模が大きいですが、この名言も規模を小さくすればFXのトレードに対しても言えそうですね。

「『なぜ自分はこの価格でこの通貨を買うのか』という題で原稿用紙10枚を書けないようなら、1万通貨を買うこともやめた方がいいでしょう」

ちょっとニュアンスが変わっちゃってるかもしれませんが、要は、十分な根拠が求められない取引は危険だということですね。投資の世界で生き残るためには、「勘」に分類されるようなエントリー理由は極力排除しなければいけません。

「世論調査なんて考えることの代わりにはなりません」

考えるのが嫌だからって他の人の意見や統計に頼るな、ということですね。上で紹介した「独力で考えなかったら、投資では成功しない」のように、バフェットは自分で考えることの大切さを多くの場面で語っています。

5.「その他」

分類しづらかったものをまとめてみました。FXにあまり関係ないものもあります。

「目標は、要領よく目指す」

短いのでさまざまな解釈ができる言葉ですね。個人的には、「想定の段階から多くの不都合を被ることが想定されることはしないように」と忠告されているようにも感じます。

ただ単に、「皆さん上手くやってくださいね」というくらいのニュアンスで発された言葉かもしれませんが。

「投資の世界では、見送りの三振がありません」

野球ではピッチャーが投げたボールを何もせずに見送れば、審判に「ストライク!」と言われます。 それが3回溜まれば「アウト」です。バッターボックスを降りることになります。

しかし投資の世界では市場が投げてくるチャンスを何度見送ってもアウトにはなりません。もしチャンスを見逃してしまったら、それを慌てて追いかけようとせず、次のチャンスが来るのを待てばいいのです。

投資の世界は野球と違い、見送りはストライクにカウントされません。無理なスイングの空振りだけがストライクになり、それが重なればマーケットそのものから降りることになります。

「辛抱強さや冷静さは、知能指数よりも重要かもしれないと私は思っています」

投資で成功するためには圧倒的な頭の良さが必要かと言えば、その答えはノーです。それよりも必要なのは、辛抱強さや冷静さ。どんなに頭が良くても、短気な人は投資の世界で成功することはできません。

また、有事の際に必要以上に焦って間違った選択を重ねてしまうようでは、やはり投資の世界で成功することはできません。

地頭の良さは生まれつきなのでなかなか変えることはできませんが、幸いなことに、投資を行う上でとても大切な辛抱強さ・冷静さ・投資にまつわる知識などといったものは努力や施策の取り方次第で向上させることができます。

「使う金は入る金より少なく」

投資によって得た資金を使いさらに投資すれば、より大きな資金を得ることができます。その大きな資金で投資すれば、さらに……と、加速的に資金を増やすことができます。この考え方を複利といいます。

儲かるたびに使ってしまうと、お金が増えるスピードは加速しません。常に、再投資のための資金を残せるように使いましょう。

「10億ドルへの第一歩さ」

バフェットが道端で1セント硬貨を拾ったときに言ったとされる言葉です。日本語で言うなら、「千里の道は一歩から」でしょうか。それとも、「1円を笑う者は1円に泣く」でしょうか。

これも、いろいろな解釈ができそうな言葉です。

「売り上げや利益を少し増すために、気の置けない仲間や尊敬する人たちとのつながりを次々に切り捨てていく人たちがいるようですか、そんなふうにして金持ちになる意味がどこにあるのでしょうか」

バフェットは世界有数の資産家ですが、わざと金儲けを抑えてきた面があると言っています。

もしバフェットがパートナーシップをもっと早くやめたり、もっと多くの手数料をもらったりしたら、確実にもっと多くのお金を手にしていました。また、稼ぐことを第一の目的としてバークシャー・ハサウェイの傘下企業を短期売買しても、同じことができたことでしょう。

しかし、バフェットはそういった選択肢を取りませんでした。投資先が一時的な業績不振に陥っていても切り捨てたりせず、長い目でサポートしました。

バフェットが多くの人に尊敬され、愛されるのは彼が世界一の投資家であると同時に他に類を見ない慈善家であり、金にものを言わせ驕り高ぶることを嫌う誠実な人でもあるから。「賢人」という呼び名は誇張ではありませんね。

「幸せと金は別物である」

この言葉を聞いて思うことは人によってさまざまでしょう。

そのまま言葉通りの意味だと思うので、あえて解説をする必要はないでしょう。

幸せとお金は別物。

世界的なお金持ちであり、慈善家でもある人の言葉だと思うと、すごく重みがありますね。

まとめ

バフェットが残したさまざまな名言の中から、私が「いいな」と感じたものを独断と偏見で選びまとめてみました。

実に70年以上も投資の世界に携わってきたバフェットのことですから、その言録も膨大なものになります。名言・格言と言えるような言葉を選んでもすごい数ですね。

抜粋する形である程度の数に絞ったのですが、とにかく母数が多いのでその選出はなかなか大変でした。

この記事にまとめた数々の素晴らしい言葉が、皆さんがこれから投資を行っていく上での心の助けになれば、と思います。

参考文献

今回の記事の執筆では、経済・経営ジャーナリストの桑原晃弥さんの「ウォーレン・バフェット 成功の名言録」を参考にさせていただきました。当記事で紹介した名言・格言は全部で21ですが、この書籍には合計103の名言が収録されています。

Amazonでも星4以上の高い評価を得ている書籍です。興味がある方はぜひ、投資の世界を旅する際のお共にしてみてください。

ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉 (PHPビジネス新書)

またWikipediaやNAVERまとめも参考にさせていただきました。

ウォーレン・バフェット|Wikipedia

【世界一に学べ!】ウォーレン・バフェットの名言・格言集【株式投資】|NAVERまとめ