【FX用語】FOMCとは? わかりやすく解説してみた

fomc-ai

FOMC(エフオーエムシー)とは、Federal Open Market Committeeの略で、日本語では連邦公開市場委員会となります。

簡単に言ってしまうとアメリカの金融政策の舵取りを行うための会合ですね。日本でいうところの日銀金融政策会合がこれに当たります。

日本では日本銀行が単一の中央銀行として存在していますが、アメリカでは全国12箇所にある連邦準備銀行が分担して中央銀行の業務にあたっています。

その12の連邦準備銀行を統括し、金融政策の最終決定権を行使するのがFRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)と呼ばれる、大統領に任命された7人の理事たちです。

FOMCはFRBの理事7人と、12ある連邦準備銀行のうちの5つの銀行の総裁5人の計12人を中心に開催されます。他の7つの連邦準備銀行の総裁7人も会議に参加できますが、議決権は持ちません。

主な議論の内容は、現在の景況判断や政策金利の上げ下げの方針など、アメリカ経済の方向性にまつわることです。FRBが決める公定歩合よりも、FOMCが決める短期市場金利(フェデラル・ファンド・レート)の誘導目標の方が重要度は高いです。

FOMCの会合は年に8回行われ、発表された政策金利が市場関係者の予想と大きく異なると株式市場や為替レートに急変が起こります。

世界経済に大きな影響を与えるアメリカの経済指標。その中でも特に重要度の高いFOMCの発表には、世界中の投資家が目を光らせています。

FOMCと議事録

FOMCの議論は議事録というものに記録され、各政策決定日の3週間後(サマータイム:日本時間午前3時、ウィンタータイム:日本時間午前4時)に公表されます。FOMCの動向を追いかけるためには、この議事録の理解は欠かせません。

FRBのホームページに行き、FOMCのプレリリースページに飛べば、自分が見たい議事録、金融政策レポートをPDFファイルで入手することができます。

FRB公式HP

全文英語なので英語が苦手な方には難易度が高いと思います。どのように議事録へ辿り着けばいいかすらわからないということもあるでしょう。

議事録の要点を日本語訳し、解説しているサイトもあるので、英語に抵抗がある人はそちらだけでもチェックするようにしましょう。

米FOMC声明・議事録まとめ

FOMCの議事録を読めば、アメリカ経済の流れをより身近に感じられるはずです。

FOMCとFX

FOMCはアメリカの経済の動向を決定します。アメリカ経済は世界経済の中心ですから、FOMCの決定事項等がニュースに流れると為替相場にも当然影響を与えます。

ニュースは、早ければFOMCが開催された当日にも発表されます。

ニュースの内容が予想通りのものであれば、その予想がすでに市場に反映されているため、公開前後であまり大きな値動きは起こりませんが、予想外のものだった場合は相当に大きな影響をもたらすことになります。

FOMCの会議直後のニュースは一時的な相場の上下、議事録は長い目で見た世界経済の方向性に影響します。

FXトレーダーとして、その動向をきちんと追っておかないと市場に置いてけぼりにされ、痛い目に遭うことになるでしょう。

FOMCはフォムシーと読む?

余談ですが、FOMCはそのまま「エフオーエムシー」と読むのが正しいですが、日本語圏ではしばしば「フォムシー」とも発音されます。ネイティブの方々は「ェフォイムスィ」みたいな発音をするみたいですね(Yahoo!知恵袋より)。参考までに。