【FX用語】マージンコールとは?

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マージンコールとは?

FXでは、レバレッジという仕組みを効かせることで、自分が口座に入れた資金より大きな額のお金を動かすことができます。

この時、口座に入れたお金はあくまで証拠金(担保)なので、そっくりそのまま運用するわけではありません。実際に運用するのは証拠金を元に借りたFX業者のお金なのです。

そのため、運用の過程で含み損(確定していない損失)が膨らんでくると、FX業者から「追加でもっと証拠金を入れてください」という旨の連絡がきます。これがマージンコールなのです。

マージンコールと強制ロスカット

マージンコールのイメージ画像誰かからの電話 マージンコール……?

FXでは含み損が膨らんで一定のレベルに達すると強制ロスカットというものが発生します。

強制ロスカットとは、文字通りFX業者側が強制的に損失の確定をしてしまうことです。投資家が生じさせた含み損が口座に入っている証拠金(担保)を超えるとFX業者としては損失を被ることになるので、そうなる前にブレーキをかけるといった感じでしょうか。

基本的に、強制ロスカットはFX業者が損をしないための仕組みですが、一方で投資家が負債を抱えないようにするという役割も兼ねています。

しかしどんな理由があっても、意図しないタイミングで含み損が決済されてしまうのは投資家にとっては望ましいことではありません。

だからFX業者は、含み損が膨らみ強制ロスカットが迫っているということを事前にメールや電話にて投資家に伝える(マージンコールをかける)のです。「あなたの口座の状況、やばいですよ」「追加入金しないとロスカットになっちゃいますよ」といった感じで。

マージンコールがかかった時、投資家が取る行動は?

マージンコールのイメージ画像2モーニングマージンコール 損切設定をせず眠るのは危険。

マージンコールがかかった時、投資家は次の4択を迫られることになります。

  1. 大人しく強制ロスカットを受け入れる
  2. 強制ロスカットになるくらいなら自分で損切する
  3. 相場が反転することを祈る
  4. 追加入金して証拠金を増やす

1~3は説明しなくてもおそらくわかると思います。重要なのは4ですね。

「追加入金して証拠金を増やす」とどうなるかというと、含み損と証拠金の額の差が広がるので(証拠金維持率が上がるので)強制ロスカットのポイントが遠のきます。

しかし、遠のいたからといって事態が好転するわけではないので、再び含み損が膨らんでくればまたマージンコールがかかることになります。もしそのあとに強制ロスカットをくらった場合、投資家が被る損失は1つ目のロスカットポイントの時よりも大きくなるので、再び追加入金を考えるようになります。

このような状態に陥った投資家は、相場が反転しプラマイゼロの水準まで戻ることを祈り続けることになります。

どれくらい含み損が膨らむとマージンコールがかかる?

結論から言ってしまうと、これはFX業者によってさまざまです。

証拠金維持率が50%~70%を下回った時にかかる場合が多いですが、業者によってはそもそもマージンコールの制度を設けていないところもあるので注意しましょう。

警告があるにせよないにせよ、強制ロスカットはなかなかメンタルに堪えるものです。強制ロスカットをくらった時点で多くの資金を失っていることになるので、為替市場からのリタイアも現実味を帯びてくるでしょう。

このような状態に陥らないためにも、強制ロスカットはもちろんマージンコールがかからないような立ち回りが投資家には求められるのです。