【FX用語】そもそも「市場」とは? わかりやすく解説してみた

market

FXの関連書籍やウェブサイトなどを読んでいる時に、おそらくトップクラスの出現度を誇るのが「市場(マーケット)」という言葉。しかしその言葉の意味をちゃんと自分の中で定義できている方は案外少ないのかもしれません。

そこでこの記事では、あらためてこの「市場」という言葉の意味について解説してみたいと思います。

「市場」とは抽象的な概念

経済における「市場(しじょう)」とは、売り手と買い手が、商品や債券などを取引する仕組みを指して使われる言葉です。市場と言っても、野菜市場や魚市場のようにどこかに特定の場所に集まる市場(いちば)ではありません。

魚市場魚市場 魚市場や野菜市場のような商いの場が由来となって、経済学にも使われるようになった。

市場とは、ある特定の枠組みの中で行われる取引全般を指す、抽象的な概念なのです。

特定の枠組みとは、たとえば国産自動車という枠組みや、コンタクトレンズという枠組みです。その枠組みに需要と供給さえあれば、ひとつの括りとして市場が発生します。あらゆる商品には市場があるということですね。

国産自動車やコンタクトレンズはわかりやすい市場ですが、たとえば労働市場(働く人と雇う人のバランスによって賃金が調節される市場)のように目に見えず実体もない市場もあります。

FXにおける「市場」は「外国為替市場」!

FXの世界において使われる「市場」という言葉は、「外国為替市場」を指しています。外国為替市場とは、円やドルなどの異なる国の通貨を交換(売買)する市場のことです。

世の中には、異なる通貨の交換が行われる場面が多々有ります。

たとえば、海外旅行の前に銀行や空港の窓口で行う「外貨両替」はわかりやすい通貨交換の例です。他にも、輸入業者が海外業者との取引のために行う円と外貨の交換、日本の投資家が外貨建て商品を売買する時などに行う交換などがあります。

もちろん、これらの交換は当事者たちが実際に会って、通貨を手渡しで交換しているわけではありません。近年では、外貨の取引はほとんど電子機器や電話によって行われています。

外国為替市場の相場が変動する理由を深く知りたい方はこちらの記事もどうぞ。

読み方は「いちば」ではありません

この記事で説明したような、ある枠組みの中での取引全般を指す「市場」という言葉は「しじょう」と読みます。

つまり、「がいこくかわせいちば」であるとか「かぶしきいちば」といった風には読まない、ということですね。

余談ですが、この記事の著者は、過去に市場を「いちば」と読んでいた時期がありました。友人に「それ『いちば』じゃなくて『しじょう』だよ?」と指摘されるまでは、ずっと「がいこくかわせいちば」「かぶしきいちば」だと思っていました。

いま、思い返してみるとなかなか恥ずかしいですね。

皆さんも同じミスをしないように、気をつけてくださいね。